骨髄移植 末梢血幹細胞の提供をいたしました。
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2025.02.08

今から2年ほど前に、定期的にしていた献血会場で、骨髄バンクに登録をしました。
登録をしてから2か月ほどして、骨髄バンクから血液疾患で苦しんでおられる方と型が一致したとの事で、病院に検査をしにきてほしいと封筒が届きました。
何度かドクターやコーディネートさんとお話をしていく中で、骨髄移植をしようと決心しました。
移植日が決まり、入院まで1か月の間に患者さんは私の骨髄を受け入れるために抵抗力を落とす薬などで、かなり苦しい思いをされるとの事で、生半可な気持ちではできないと1か月は慎重に仕事をこなしながらコロナ禍ではありましたが、無事移植日を迎えました。
患者さんとは連絡のやり取りはしていませんが、無事に終わって元気になられたと祈っています。
数ヶ月後に厚生大臣から感謝状が届きました。
誰にも作れない薬のようなものを自分が持ち合わせている。
普段の生活の中では、患者さんを救うという事に直面していないので、戸惑うことばかりでしたが、移植をしてよかったと思っています。
骨髄移植で悩まれている方の少しでもお力になれればと思います。
私にわかる事はお伝えいたします。
移植は怖くても、献血はやってみようという方は、まず献血会場に足を運んでみてください。
その第一歩が誰かの救いになります。